先日、トーク番組でスタイリストの西 ゆり子さんがゲストとしてお話されていました。
そこで、香盤表という言葉を初めて耳にしました。
女優さんの衣装について細かく書かれた表で、これがないと仕事にならないそうです。
香盤表という言葉は制作用語とのことで、少なくとも私のいるクラシック業界では聞いたことがありません。
この言葉、夢があっていいな~!と思いました。
次々に香りのする表!
最近は、クラシックコンサートでも前半と後半に衣装替えをする方も多いですよね。
クラシックコンサートは、クラシックと呼ばれるだけあって17世紀から現在までの無数ある曲の中から選曲された作品が演奏されるので、前後半で時代を分けたり、一人の作曲家のみの作品を取り上げたりと可能性は無限にあります。
私は、ソロ演奏のときは常に同じ衣装でアンコールまで行いますが、姉とデュオコンサートをするときは、よく衣装替えをします。柄を揃えたり色違いにしたり。
衣装を楽しみにされているお客様もいらっしゃるので、エンターテイメントの一つとして衣装替えも必要なのですよね。
広島と東京で離れて暮らしている今、コロナの影響もあって共演できていません。
もう、1年以上家族に会えない。
少しブルーになりますが、いつか気兼ねなく会えたら是非またデュオコンサートをしたい!その時は私なりの香盤表を作ってみたら面白いかも!
3月に豊洲で小さな本番がありました。
その時、プロカメラマンに撮影していただいたものが手元に届きました。
この衣装も、姉とお揃いなんですよ!