9月17日 木曜日
晴天。
秋を呼び込むかのような爽やかな風を肌に感じながら、この日を迎えました。
新型コロナウィルスによる感染拡大防止のために活動を停止してから約半年。
短期間の宣伝にもかかわらず、40名の定員は前日までに満員となりました。
嬉しい反面、久しぶりの舞台に感覚が戻るか不安な気持ちもありました。
今回の演奏会は昨年11月の平山正三&恩田佳奈ジョイントリサイタルのシリーズ続編ともいえる演奏会でしたが、今回はゲストに、ヴァイオリニストの伝田正秀さんをお迎えしました。
伝田さんのファンもたくさん会場に駆けつけられましたが、それもそのはず。素晴らしい音をお持ちで、温かみのある人間性がそのまま音にこぼれでるような方でした。こんな素晴らしい音楽家と共演させていただけたことに心から感謝しています。
平山さんのチェロも、これまでの端正な音だけでなく情熱的な音があふれ、メンデルスゾーンの作品が色々な音色で飾りつけられるようでした。
やはり弦楽器との共演は色々な発見ができて楽しいです。
今回、色々な方に支えられてこの演奏会を実現することができましたが、この写真は生徒Iさんファミリーのご尽力の賜物です。
様々なアングルからファミリー総出で撮影してくださって、舞台から客席をみるとまるで記者会見を受けているかのような感覚になりました(笑)
音をお聞かせできないのが残念ですが、あの日のあの時間にお客様と生で音楽を共有できたことがとてもうれしく、かけがえのない時間に感謝しています。
また、次回もあると嬉しいな!と心から願いつつ。新たに精進していきます。
どうもありがとうございました!